たっくんの勝手な考察

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ジラールペルゴ ヴィンテージ 1945

ジラールペルゴは1860年幕末だった日本の6進法(日の入りから日の出までを6等分し干支で時刻を読んでいた)から文明開化に伴い定時法およびグレゴリオ歴を導入した日本時間の創始者と言っても過言ではない。

生みの親である時計技師フランソワ ペルゴはその頃には横浜に住んでいて時計文化の無いこの国の激動と共に生きてきた人。

火事や地震、戦禍にみまわれてもこの国を愛し発展に貢献し続けてきたジラールペルゴ。

 

そんな信念を共にするべく自分もジラールペルゴを長く愛用している。20代の時に機械式時計を初めて購入したのもこのジラールペルゴのリッシュベル トノータイプだった。

それから時は経て憧れのヴィンテージ1945を手にした。

今でこそ1945は形状比率こそ変わらないが時代と共にその全体の大きさが変化した。

中でもこのレールウェイは丁度いい大きさでヴィンテージの中のオリジナルをそのまま再現した絶対バランスのお気に入り。


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日本人の腕周りに合うよう本体が湾曲して製造されており、時の営みは列車で旅をするように永遠であれ・・と線路をイメージしたモチーフが昔のアンティーク時計のダイヤルに使われた。


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裏蓋はスケルトンになっていて平面部分はギョウシェが施されていて美しい。

見ていて飽きることの無い作品に自分自信の人生も重ね合わせて見ると、まだまだと言ったところ。自分らしさのオリジナリティーをそろそろ形作らねばならないなと時計に励まされている今日この頃だ。


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