たっくんの勝手な考察

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メルセデス オールテレイン

本日オールテレインに試乗した。

まずしっかりとしたハンドリングにAMG程太すぎないステアリングやシンプルな操作ボタンは、ドライバー層を選ばないところに好感がもてる。

またレザーエクスクルージブパッケージはルーフまでセットになった設定で、これは良い。更にこの設定になることでオーディオも自動的にブルメスター同様の?装備になるらしい。ゆえにこれをオールテレインユーザーとして外す手は無いだろう、また4WDなので本来のステーションワゴンに履く17インチと違い18インチでの設定となるため、更にロードノイズが気になるとの酷評もあったが、これは思った程気にならずだ。それはレザーパッケージにすることで更に遮音性を高めているためだと担当は言う、加えてドアの開閉から感じる合成感も相まっての事だと感じる。


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さて、乗りだしだがやはりそこはメルセデス、滑らかで実にマイルドだ。広さもCクラスのゆとりはAクラスとは格段に違う。これは少し大きくなった最新のGLAと乗り比べても振動、遮音性共に別次元。

コックピットはセンターの大型パネルが空調の下に付くことで視認性の悪さを懸念したが、何とBMなどと同様にセンターメーターのナビは動かせないだろうと考えていたがいい意味でそれは裏切られる。

センターメーターのナビも拡大弱小が可能で更には3D表示も可能とくれば事実上コレで事足りる。

となれば中央の大型ディスプレイはGoogleBluetooth表示をリンクさせれることで車内は快適。実質こんな空間で走る事になるだろう。


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また音声機能が発達しているため連動したラインやメールを音声表示も可能。ドライビングに集中しながらメッセージの解読ができるのはいい。

また小路や停止時の周辺確認も画像を通して出来るのでより安全にとり回せると感じる。ただし予想外なのがポップアップディスプレイだがこれは前述した機能がほぼ補うかたちなので要らないと判断した。

現に現行メルセデスユーザーも車検の際にはこの機能をオフにしている事が多いそうでまんざら私だけ感じているのでは無さそうだ。

 

そして内装で気になるのはこのコロナ禍での半導体不足で無くなっているワイヤレス携帯充電とフットオープナー。タイプCのソケットも前1、後ろ1とかなり無くなる上(二ヶ所は一ヶ所のみになる)、シガーソケットも無い、あれっ、ほんとに無いと営業マンと探すことに!

なんとトランクの荷台に合わせてか一ヶ所だけといった極めて削減された部分は特筆すべき事かもしれない、この位置はキャンプ等のポータブル電源用でしょ、と言っても過言ではないがそれが時代ともとれる。

 

またエンジンは言わずもがなこれらはCの220ディーゼルだがこれをEクラス以上やSUVに使うのはお勧めではないと感じる。何せCクラスでも重たいこの辺りをとりまわすのが限界、それ以上では重たさがストレスになると思う。

また現状のハイブリッドからの乗り換えだと気になるのはエンジン音、元々今の車レクサスのGS300hは静かに走れば停止時にエンジンが動いていることが無いのでそりゃ気になって当然と言えば仕方ない。ポリシーが違うのだからディーゼルは静かになっているとは判断できるもののずっと動いている訳だ。ただし動き始めはISGのモーターが補助するためそれ程ストレスは感じないのがこのCクラスと言える。

 

まぁ、今回は大満足だが乗り出しは900万!

この辺りをどう判断するかはユーザーの懐事情と価値観によるだろう。総合的に判断してまだまだ高い気がするのはレクサスが今の現状に合いすぎていると言い換えることにもなるだろう。

今のところ購買はされているらしいがそれはよくあるメルセデスユーザーからの乗り換えで他社からの乗り換えをどれだけ取り込めるかはまだ未知数との事と担当は言う。