たっくんの勝手な考察

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メルセデスベンツ New CLA 試乗しました

いよいよ事実上来年から公道を走り出すメルセデスベンツNew CLAは、現行型から大幅にリニューアルしてデビュー早速試乗してきました。

先ずはそのエクステリアは1830×4688(AMGは4695)とググッと大きくなりフェイスから後方にかけてその流れるような流麗なフォルムは久々にセダンファンにはたまらない。

タイヤは225 45 R18の4輪統一で、足回りには費用的に厄介とされたエアサスを排除しバネサスを採用。これにより長距離ユーザーの定期的に高価なエアサスペンション交換の維持費が一気に省ける事になる。


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また更に新しく改良採用された200dはクリーンディーゼルで燃費18キロを達成する。実際にアイドリングを試乗前と後にも聴いたが何とも静かで、あのトラック特有のカラカラと気になる乾いた音はほぼ聞こえ無いどころか、室内に入るとほぼ遮断される程気密性に優れている、エンジンも改良されているのかが分からないがとにかく快適な事に違いはない事が嬉しい。

 

室内に乗り込むと大型のスマホの様なインパネは実に未来的でセンターコンソール付近には一連の画面にあるナビや設定を操作するパットが付いていて慣れると快適かもしれない。またステアリングにも両方の親指の辺りにタッチパットが付いていてこちらも目の前にある2連ディスプレイをスピードメータータコメーター、また燃費走行推奨画面や拡大ナビまで好きな設定に替える事ができる。


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また従来からの安全セーフティーシステムはさらに進化し現在のSクラスと同じ機能を搭載する。フロントガラスセンター部にはダブルカメラを搭載、追尾走行は前方車両0キロになっても30秒(高速時)まで解除されないのでまさに渋滞時もストレスフリーと言えそうだ。また路面の障害物も事前に感知、サスペンションの電子制御に瞬時に指示を送り急激なショックをいなすシステムが搭載されている。

そこに話題の「ハイ、メルセデス!」で上記の内容を音声からでも指示できるとあっては道中の話し相手にも困らなそうだ。

 

それでは試乗に移るがまず驚くのはアクセルを踏んだときのディーゼルエンジンの音だ!野太く軽やかな吹け上がりはディーゼルを感じさせない。

そして大きさもクラウンとほぼ変わらないのに一回り小さい車に乗っている感覚、これはひとえにメルセデステクノロジーの何物でもない。

駆動輪はやはりこのクラスあたりまえのFF。いわゆる小回りが効かないのかと心配するなかれ。カタログ値には未記入の部分だが自分の計測だと5.2~5.3と言う所だろう、恐ろしく大きく切れる蛇角に目を疑う。

また走りのモードチェンジは3種類だったか?アグレッシブモードを選択するとエグゾーストノートの軽快なサウンドと共に力強いキックダウンに心が奪われる。

もうしっかりとした足回りと太いステアリングにどこまでも走りたくなる気持ちに誘われるではないか。

 

あっという間に試乗コースを走り終えエンジンを切りドアを開ければ降りやすいように背もたれが起きてアシストしてくれるではないか。まさにメルセデスユーザーへの最後まで細かなおもてなしと言える。

 

さて、最後に問題が一つ、今までのCLAでは室内の閉塞感に加えゴルフバッグは後部座席を倒さねば収まらなかったのだが、今回兎に角広くなったラゲッジルームにはドライバーやウッドをキャディーバッグに刺したまま余裕で収まる結果にはもう否の打ち所がない、後は本人がメルセデスユーザーに相応しいかどうかを自問自答する・・・


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まだまだ説明したりない部分が数多くあるNewCLAは久々に魅力的な車だった。


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