メルセデスベンツ Eクラス オールテレイン ABCサスペンションの威力
前回に引き続きベンツならやっぱりABCサスペンション乗っとかね~と!!って賛同いただけるあたなへ
2020年までEクラスならE400とオールテレインだったかな、そもそもこのABCサスペンション(アクティブ・ボディ・コントロール)は発進、加速、減速、旋回時などに 発生するボディの動きと、乗員を含めた車両重量を感知して、四輪それぞれのコイルスプリングの作動を瞬時に電子制御。ボディのロールを低減し、フラットな車体姿勢を保ってコーナーを駆ける操縦性と、マイルドで快適な乗り心地を高次元で両立するというもの。コーナリング時にはカメラが検知し、コーナー内側の車高を下げ、外側を持ち上げることで瞬時に車両を制御する機能です。
またオールテレインで機能的で便利なのは自在に車高調整を設定出来ること、オフロード時悪路対応だけでなく、高速巡航時にはベッタリと車高を落とし安定性の確保が出来るのも魅力。残念ながら2021年から発売されているE200や4MATIC、E220dスポーツは機械式サスペンションになっており、2022年現行発売されているEクラスのABCサスペンションは220d4MATICにE300,350,4504ATICでないと採用されていないのだ。極論現時点においてEクラスのABCサスペンション搭載モデルを手に入れようとすると乗りだし1000万以下では購入出来ないと言うことになる。
するってーと2020年までのオールテレインがどれだけのバリューかがご想像いただけると思うが、今回はそのABCサスの車高をどのくらい設定が出来るのかを検証してみようと思う。
先ずはコンフォートモード、言うなればメルセデスの推奨する快適走行モードだ。長距離巡航モードには安心感のある設定になり、マイルドで首都高速時の段差をしっかりといなしてくる感覚はまさにノンストレスといえる。
だだしオールテレインだからと言ってただただ快適だけではなく攻めるためのスポーツモードもある。前述したABCサスの恩恵にもあずかりながらエンジンやステアリングも対応する。
足はこんな感じ。
やや下がる感じだがエンジン回転の引っ張りやステアリングの重みなど明らかに別物になる。
そして最後は悪路の車高上げ。
オールテレインモードに切り替える事でSUVの感覚を味わうことが出来る。本来時速35キロまでこの姿勢を保つ機能だがインディビデュアルモードによりこのまま常用することも出来る。
ただしこの機能、常用するとSUV特有の問題点が発生する傾向が分かってきたのでそれは次回のブログで紹介しようと思う。