たっくんの勝手な考察

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80台と70台のゴルフマネジメントの違い④

自分はまだまだ70台と60台を行き来するような上手なゴルファーでは無いが、以前自分がどうしても80を切れないでいた頃に必死になって70台ゴルファーの考えている事、心がけ、練習法などを読み漁ったがなかなか文献が無いどころか、あるのはゴルフで日常に習慣化しているようなプレーヤーのコメントばかりで現役のサラリーマンにはまず参考にならない。

そこで来期社会人実業団を目指す自分の考えている事や思いの変化が少しでも自分と同じように考えている方の参考になれば幸いだ。

 

先日のプレーだがギリギリ41・37の78でラウンド出来た。この日の難度はやはり環境だ、連日炎天下の芝上は38度以上、そのためドル箱年配者によるプレー予約が少ないため、格安にした分、ガッチリ若者プレーヤーの予約が詰め込まれすぎでパー5の場所ではティーングラウンド、セカンド、サード、グリーンにそれぞれ別のカートが停まっている位の待ちぼうけラウンド日になった。こんな日は打ち込みに気を付けながらインターバルの体と心のモチベーションをどう保つかが一番の鍵になる。

80台の時はカリカリしながら前のカートが進めば直ぐにプレーを始め、ミスをすれば詰め込みすぎのインターバルの長さのせいだと文句を言い周りのせいばかりにしていたものだ。

 

しかし最近70台がキープ出来るようになってからはゴルフを楽しめる事に感謝しながらティーングラウンドの刺さりっぱなしのティーを片付けたりコース上やグリーン上のディポットを直したりしながら時間を過ごせるようになった。

その効果なのかショット時までその先の事を考えなくて良い時間が過ごせる分、以前よりショットの集中力があがったのかもしれない。

確かにこの日はその恩恵を受けた。まずこの日のパットは最悪でラウンドの3分の1くらい3パットを打ちチグハグ、マネジメント所ではなかったのだが最終のパー5でセカンドからの2オンを狙うべく10分程コース上でサードショットとその前のグリーン上の組2組がはけるのを待っていた。

全ての準備が整った後、残り225ヤードのショットに5番ウッドを手に取った。無駄な力を捨て、待っていた事を忘れ、募らせていた期待感を一旦下ろしゆっくりと大きく、そして鋭くヘッドを撃ち抜いた。

それは思い通りのショットとなりピン側2メートルからのワンパットイーグルが出たことで78、今後の自分の成長の大きな糧となった。

 

80台ゴルフの以前の自分ならば重くハードスペックの5番ウッドで肩に力が入り、やっとショットできる事の期待感と頭の中のシュミレーションに支配され過ぎておそらくは大きくスライスボールかOBを打ったに違いない。

最近はその辺を考察してウッド類においては、かなり振動数を抑えたシャフトに切り替えた。わざと思い切り振ると引っ掻けてしまうと頭の中に刻むことでショットに力を入れないようにスウィング出来るようになったことがこの一打を産んだのでは無いかと思う。

因みに以前の3W5Wのシャフトはクレイジーの80tでフレックスXだが今は市販品のブリジストンJGR ツアーBの3W5Wの純正フレックスSがピッタリ!振動数は20程ドライバーの流れからすると落ちるのだが、考えてみたらドライバーを使用する時は振りに行くときなので固くてもよいがウッドは必ずしも飛ばすためのクラブではない。だからクラブの流れは本人がその番手を使うときにどのような心境でショットするのかを自己分析できて、はじめて適切なクラブ選択ができるのだと言えるものではないだろうか。ギアの常識に支配されるのではなく、自らのプレーのクセや心の声に答えてあげた事が今回の成長に繋がったと実感した。


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