たっくんの勝手な考察

ハワイ・車・時計・ワイン・ゴルフ大好きです。

SEIKOのハイスペックモデルがじわじわと値上がりしている!

本日は自分の趣味でもある時計の話、今回はそれらの名機と言われる個体の価値がじわじわと値上がりしている点に注目しよう。

価格上昇の時計と言えば云わずもがなのロレックスだが、近年は時計全体の名機と言われる時計が密かに話題になっている。

それにつれ、価格が上昇!価値を付けはじめていると言い換えれる。

 

では価値?!どれ?って話だがこの辺の話題に入ると自分のような時計好きからすれば、1日あっても足りないから今回はSEIKOのみの範囲に限る。

まず鉄板は1990年頃、バブルに企画されそれが形になりはじめた時代のやつだ。時代背景からしても車をはじめ時計の精密機器が材料費やデザインを惜しまず良いものを造った時代。

そう、この辺りの機器こそが今回のネタであり、スポーチュラが代表格となる。


f:id:takumi_ak01:20220116112739j:image

こちらは三代に渡り現定数で登場したモデル。キネティックと言うセイコー独自の自家発電モデルで、身に付けている動きを電力に替えると言う優れもの。まー今でもその機構は現存するのだが現在のモデルはそんなに人気がない。ただ出始めのこのモデルは見ただけでもインパクトがあり、手間がかかってそう。別名鉄仮面と称され30万を切るお値段であったが今は良品なら50万は下らない。初期モデルで良いものなら100万だ。

またクレドールであればパシフィークのクロノグラフなどの限定モデルは値崩れしていないなど、時代は変われどメイドインジャパン人気は不動だ。

そして2000年を過ぎてからもSEIKOはスプリングドライブと言う機構を開発し、日本の技術力を世界バーゼルフェアでも見せ付けていた時期がありその時代の代表格がコレだ。


f:id:takumi_ak01:20220116113825j:image

マイコレクションの1つで冒頭に上げたモデルで現行はGSのマークが10時の上に配させる様になったが他はほぼ変わらず、マニアからしたらこのSEIKOのマークに足がありサクッとダイヤルに収まっている技術を眺める方が価値があると考えているのに対し、今のモデルはSEIKOが書き(インデックス)になっている手抜きにも関わらず100万弱と値上がりしている。

 

物の価格は本来材料と技術料から成り、それが集約されて価格が決まる。ただ中身は20年も変わらずなのにデザインをチョイと変え、以前より製造の手間を省いて価格を1~2割の物価上昇率に合わせてくる今の個体を購入するのなら、あの時憧れだった物を今手にするチャンスと真の目を持った人達が動いていると言う時代になってきていると言い換えれるだろう。