東国原英夫氏、何も間違ってない！

今回の東国原氏の暴言と題してしきりにメディアに取り上げられている問題だが、連日の日韓問題であれほどまで日本人の思いを視聴者に分かりやすく伝えた人は居ない。

また東国原氏があそこまで声を荒げるのもしっかりと日本の歴史や経緯を学んでいるからであり、また金慶珠に対しては彼女の自国で放つ考え方をもしっかり理解しているからこそのポリシー無き発言(いわゆるムン・ジェインのカメレオン発言に重なって見えたのだろう)に皮肉を交えて言いはなったのだと思う。

実は問題はそこではない。そのやり取りに対して東国原氏の荒げる表現口調や場にそぐわない言い方にツイートが集まりもはやその議論の内容などどうでも良くなっているところに視聴者の愚かさや浅はかさを感じずにはいれない点だ。

またそこに便乗した芸能関係者がメディアの在り方や収録方法などを指摘、提唱しているではないか。あくまでも政治的発言や自らのイデオロギーは避け、自らが生き残るためのだけの保身的などーでもいい発言で有ることが見え見えだし体の良い売名行為である事くらいには見る側は気づかなくてはならない。

そもそも東国原氏は1986年にたけし軍団らとフライデー襲撃事件を起こした主犯核であり、長い間メディアから姿を消していた期間も経験していることからその在り方や裏側にあるものまで誰よりも理解しているわけだから、そこで発言することが後にどうなるかくらいは想定内であり感情任せにあの場で発言したのではないだろう、むしろこの期を伺っていたと言っても過言ではないし言い換えれば金慶珠さんは東国原氏のメッセージのためにたまたま居合わせた犠牲者に過ぎないのだ。

今回の騒動で本当に大事な部分は東国原氏が声を荒げるほど韓国に対して伝えなければならない事を避けている日本人に呆れ果て、自らがメディアで矢面に立ち伝えるべきと踏んだのであろう。まさに真の日本愛をもって、しっかりと韓国側に日本の感情を伝えたかったのではないだろうか。

とかく日本人は発言しない部分でその真意を感じとるのが上手な民族で、そこに奥ゆかしさや詫び錆びを感じると言うものを大切にしている文化が根付いているが、こと対外交ともなれば「発言しない＝無視」としか捉えられない訳でその辺はピンポイント的に誰かがこちらの感情や考え方を伝えるべきだと思う。それが今回のように表面的にだけ、誰かが誰かに罵声を浴びせ大人げないなどとその程度の知能の発言者が堂々とコメントするようでは政治家も益々韓国に対して閉口せざるを得ないだろう。

これを見て我々は日本人として母国の在り方や経緯などをもっと理解し学び、それについて地に足の付いた建設的な考えなどをぶつけ合うためのSNSやツイートでなければ日本も近いうち表面的にしか物事を捉える事しか出来ない倫理観の無い隣国のようになるのもそう遠くは無いだろう。