JCBザ・クラス カード ステイタスはもう古い?
先日、今年の長期休暇の予定としてクアラルンプールを予約した。
勿論自称カードマニアの自分はヒルトンホテルの上級グレードをヒルトンオーナーズカードの特権をフル活用してアップグレードや朝食無料、またラウンジの利用、レイトチェックアウトなどのラグジュアリー滞在プランがこのカード所有で約束されるためザ・クラスではなくこちらを利用した。
航空券についてはマイルの最大限に貯まるカードを使いたいのでこちらはJCBのデルタゴールドを使用決済、以前からデルタのJCBを利用することで「おかマイラー」として最大限に貯めれるポイントを使い渡航費に現金を追加する事なく予約を済ませることが出来た、今回はこのカードホルダーやポイント利用に関し、その恩恵と利用勝手について考察してみよう。
上記のように時代は様々なカードを個人の行動特性において決済することで、また同じ行動の再度利用時には大きな割引特典として利用できる事を知らなければあまりに損をすると言う話だ。
昨今において話題はキャッシュレスの時代になった。一部コインパーキングや食事の際に古きお店を利用した時などに現金を使う程度だろうか。
反面カード会社は個人の購買傾向や趣味までの履歴や情報を獲得しそれを他社に情報料として売る事も出来る時代。
現にSNSなどで物を調べた時の検索ワードは商品を吟味しているうちにどんどん見やすく集まってくるどころか、次回SNSを閲覧した時には宣伝広告が全て前回の検索ワードにヒットしたもので埋め尽くされている事を経験したことはないだろうか。
ま、この辺に突っ込んで行くとどんどんディープになるので今回は話を戻す。
要はキャッシュレスの時代になり、カード決済のポイントを何に還元するかが大切な時代になったと言える。
一昔前はそれが漠然としていて、と言うかクレジットカードはあくまでそのステイタスにあり、ポイント還元と言えばおまけに過ぎなかった。
ただただカードホルダーの年収がカードの色を分かちそのステイタスだけが独り歩きをしているような時代だったと言える。
今でもプラチナやブラックカードは各社その審査にも厳しさがあるが、それをクリアしたから素晴らしい待遇を受けられたり莫大なポイントが保有出来たりと言うことでは無いのだ。むしろ何の目的もなく貯めたられたポイントは目的性の高いカードと比べれば目減り感が否めないし無駄が多いと言っても過言ではないだろう。
だからこそ使いたい傾向・趣味、金額に合わせてどれが一番自分にあった還元(見返り)であるかを調べて持つ時代になっているのだ。
ゆえに今でもブラックカードやプラチナカードのホルダーを求める人は、逆から言えば物の仕組みを知らない人かとっても見栄張りな人と言うことでしかない。
とはいってもこれだけでは説明不足になるので自分も含め擁護するかたちでそのメリットについても説明しようと思う。
JCBカードのブラックで一番嬉しいのはディズニーランドの時だ。入り口からファストパス扱いだったり、一般では入れない休憩室に入れたり、アンバサダーやミラコスタが半額優待だったりとそちらのファンにはたまらないだろう。また自分もコンシェルジュは何度が使ったし、コンシェルジュから予約を入れると普通のホテルがさりげないアップグレードをしてくれたりとホテルを年中ヘビーに使いこなす方にもその恩恵は得れるだろう。
カード時代はこれから先、益々サービスや特典ポイント等を拡大しながら趣味や思考に密接に関わっていき、人間を仕分けグループ化して行くことが必至。
保有カードを見せてもらうだけで取引銀行や趣味や思考までその人自身が解るようになる時代はすぐそこまで来ている。
新しい年度を迎え、今の自分の行動傾向とカードがどのように関わっているのかをもう一度考えて見ても良いのかもしれない。