銚子港で海鮮丼をいただく
人は50代に入ると今度は親の介護になると言うがどうやら自分も人並みらしい。
昨年父親が半世にわたり取得していた運転免許を返納した。暫くは少し落ち込んでいたが今はもうさっぱりしているようだ。
昨年は判断力や記憶力も低下したようで路上ではこちらがヒヤヒヤする事が目立ってしかたなかったことから最悪、人をあやめる前に返納を提案したわけだが1年ほど親子で言い合いを重ねながらも納得してもらった。
その時に痛み分けとして提示していたのが「返納する代わりに自分が月に2度、両親の様子を見に行く」と言うものだ。
提案したものの始めは結構きつい月もあったが最近はそれにも慣れ、同時に親からも感謝されるようになった。
いささかこれも親孝行と言えるのかは微妙ではあるが、何よりも自分との約束を守れていると言う気持ちの安定剤になっているのはこの年代層が背負う十字架であることに違いはないようだ。
そんな今月のある日、両親が新鮮な魚が食べたいと言うのでドライブがてら銚子まで足を延ばした。10年にはなるだろうか、久々の銚子の街は新鮮だが、以前は「鈴女」さんで巨大な穴子丼や山盛りカキフライに感動したものだったが、今日もその行列を目にしながらもあまり並びたいとは思わなくなったことに自らの老いも感じたりしたものだ。
逆に少量でも旨い物を食べたいと思うようになり今回はこちら「魚料理 みうら」さんで海鮮丼をチョイスしてみた。
お会計の近くには名だたる芸能人が押し寄せ地元やテレビ局もよく入っているらしい。
そしてその度に取りあげるメニューがこちらの13種の海鮮丼でありこの店の鉄板商品らしい。
どれも新鮮で美味、特にカニのハサミは話のネタになるし金目の切身はとにかく脂がのって旨い!
まずまず今日もたまの親子関係を取り戻すべくこんな時間も大切なんだなとしみじみと感じながらの50代長男の昼下がりを過ごした。
※詳しい食の情報はこちら食べログ
たっくん01を参考にしてください。