たっくんの勝手な考察

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ベティナルディ Q B #9 を購入

あのピンパターで有名なタイガーウッズも不調から脱出するまでマレットパターを使用したのを目にするほどパターは繊細極まりない。

ゴルフでは最も地味に見えるパターだが、実は70台のゴルフをしている人も30打程がパターで占められているのは言わずもがなだ。

 

ゴルフでは残り距離が長いほどミスが許され、短くなる程多少のミスも許されなくなる。そして最後のパターはラインひとつズレるとカップに入らないどころか、残り数センチでも更に1打が必要となるのだから難儀だ。

またこの「微妙に入らない」が重なると、どんどんそこに集中力が奪われ結果は目も当てられないトータルスコアとなる。

 

そこに気づけば練習の優先順位が変わってくるだろう。ゴルフの下手な人はまずドライバーをかっ飛ばしミドルアイアンに汗水垂らすが、70台に突入してくるとウェッジで数種の球を打ちわけながら目的の位置にどのようなルートでワンパット可能な距離に寄せるかの練習を惜しまない。

そこで今回はプレーの最多ギアとなるパターに投資をしてみたと言う訳だ。ベティナルディのクィーンB #9   その選択理由だが今回はゴルフ5でいつもお願いしているフィッターさんに、まずはパターの開閉診断をしていただいた。

 

そもそもマレットパターの軌道は一時期目標に対して直線に引いて押し出すのが良いとされていたが、最近は人間がボールを打ち出すのにいかに直線軌道が難しいかが見直され、体の軸から打点に対してテイクバックが何度開いてスクエアに返ってくるかを計るアプリを使っていただいた。

こうなるともう物理の世界だが、なんと自分は5球打って全て4度開くことが判明した。ゆえにその開きを戻しやすいパターとなるのだが、そんなに人より開いているわけではないのでこのQB#9が最も相性が良いとの診断が出たのだ。またこれがポコポコとカップに吸い込まれるではないか・・❤


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この画像はパターカバーにシャフトをあずけているのだがトゥの部分が外に傾いているのがおわかりだろうか。(これじゃわかりずら・・)ほとんどのマレットはシャフトを真横にして平面に置くととフェースが天井を向くのだがこちらは微妙にそのセッティングが製造行程で作り分けされる。


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いわゆるこれが自分の癖を解消するお助け重心と言う訳だ。ココ一番では予想以上の力みが入りカップの右に抜ける押し出しのミスを助けてくれるのだ。

このQB#9は40度の開きがあるが、ピンバターなら30度くらいから90度までと設計はさまざまで、要は天井に対して垂直になる90度開閉は言わずもがな、テイクバックからフォローにかけて手首の開閉を多く使う人が実は合うパターと言う事になる。

またマレット形状が好きか、ピン形状が好きかでタイプも分かれるし、ヘッドにシャフトが直接付くタイプやセンターシャフト、ヘッドからネックがあるタイプを好む人など様々であるが、意外なのはこのトゥハング(ヘッドの開き)で、どれが自分に合っているかをこんな観点から分析をしてみるのも新しい発見に繋がるかもしれない。と言う今日の独り言だ。


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