たっくんの勝手な考察

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リーマンショックから10年・・

昨今の新聞を賑わせていた話題の中にリーマンショックからのその後を題材にした記事が溢れていたので今日はそれを取り上げてる。

2009年に世界株価に大打撃を与えたリーマンショックだったが記事のおおよそは10年たってもその付けを誰が払うのか?とかまだまだ不安内容は多し。とか経済評論家は悪くなったときのリスク回避にしかしていない気がしてならない。

だだ、個人的にFPの立場から言わせてもらったらそんなことはサラサラ感じないしそれは日本だけのこと。

いつまでもネガティブの中にこもっている日本人は相変わらず投資ベタな人種であり、世界経済は拡大し続けている事をもっと知らなければならない。

 

そんな中現在世界金融情勢を牽引しているのはNYダウ(30種工業株)で、アメリカのトップ企業30社平均株価の事だ。

この30社は時代と共に常にリフレッシュされ続けており、今やこの中にある工業株と言われる会社はかなり少なくなっている。ディズニーやマクドナルド、ソフトで言えばマイクロソフトインテルなどのさまざまな工業系とは言いがたい分野が成長しているのも時代の流れだ。

そしてこのNYダウはリーマンショックから確実に上昇拡大し続けており、その拡大率は5~7%以上なのだからこれがファンドとして売買されていたら買わない手はないと言うことも誰も教えてくれないのだ。


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国内の金融商品はそのリスクを恐れるがあまりこのファンドを作ろうとしない。

それだけではなく、購買者にしっかり説明できる能力のない日本の金融マンが日本人をダメにしているのだと思う。

結果だが実際に2009年近くからNYダウに投資をしていたらとっくに2倍になっているし個人的にだが、自分のお客さんは原資の1.5倍は確定させているのだからなんとも当たり前だが、いかに国内には投資商品が無いかがわかるだろう。

またメディアでは、昨年日本の株は一時的にバブル期の最高値を抜いて更新しました。

また今日のテレビでもこれはバブル期の水準を越えました。などと何ともバカげた報道が平気で流れているが、あれから25年以上が過ぎていて2%以下でも物価上昇率を加味したら今さらバブル期の株価を比較対照にするのがナンセンスな事だと思わないのだろうか。むしろ今まで越えなかったことが悲しい話でなければならないのに。

 

そんなわけで日本人は投資に関して無知な人種であって報道も真剣に論議すればするほど「バカじゃない?」と感じる事はもう読者の方にはご理解いただけたのではないだろうか。

 

日本人の富裕層と言われる層は10%にも満たないがそれを主に相手にしている金融機関や、銀行マンは3年足らずで転勤してしまうのだからそんな営業マンに大切な個人資産など守れるわけもないし営業マンも本気で誰かのために学ぼうとは思わないだろうこの

古い金融構造こそが日本の投資の歴史を鈍感させたと言っても過言ではないだろう。