たっくんの勝手な考察

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大リーグの審判事情に驚愕

最近日本人がスポーツ界でたたき出すとんでもない活躍には多いに勇気と希望をいただく。

興奮覚め終わらぬところではゴルフの松山さんのマスターズ優勝やテニス界での大阪なおみさんの活躍などは素晴らしいだけでは言い切れない溢れる才能を見せつけられる。

そして今や野球界で話題をかっさらっているのが大谷翔平だ。このMLBでの新しい記憶にイチローの記録塗り替えはまだ新しいが、大谷はちょっと考えも及ばなかった二刀流、いや、走・攻・投総合での記録を塗り替える人物になりそうだ。これは70年前のベーブ・ルース以来の逸材でこの程のオールスターも世界の人々に大きな希望と関心を与えている。

 

ところがそこに杭を打つかのように考えを異にする存在がMLBの審判だ。

調べてみるとこの審判になるのは特別な学校を出て狭き門から徐々にその実績を積み上げて初めてMLBの審判まで登り詰めると言うまさに狭き門。しかもそこは席が空かないと補充されることの無い幻の職業と言えるのだ。

そうなると普通に考えてもそこは年功序列が支配し古い考えをもったまま在籍する人材が立派な審判であることは容易に想像できるところ。

また国土の広いアメリカではそこに差別や片寄りも個人的に無いとは言い切れない。

そんな池に大谷翔平は飛び込んだのだから、さらにそれが日本人ともなれば片寄った考えはあからさまに受けても不思議ではない。

昨日の大谷の打席でそれは起こった。しかも今は測定器で明らかにその判断が大衆からもわかるようになっている。


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この外れ玉を2球ストライクにされたらそりゃ集中力などあったものではない。

全米でも今や大人気の大谷に対するこのジャッジは問題視されている。

 

とはいえ、審判は正確な時は名も顔も知られる事がないのに滅多にないミスをおかした時だけある意味有名になると言う真の黒子的存在だ。

そのまま勤続何年の実績をひっさげ静かに退職するのなら、これだけ苦労してMLBの審判、そして主審まで勤めあげた時、老後にまで語り告げる「記憶に残るジャッジ」のチャンスを狙い定めていたとしても何ら不思議ではない。そして切望したメモリアルチャンスが大谷の打席の後ろに立った時だとしたら自分だったらどんな行動を起こしただろう。

そして数年先にはこれを正す測定器が導入予定と言うこともあり他のスポーツのように「審議」としてあからさまにVTR判定で解決されるとしたらその考えも解らなくはない。

 

賛否両論ではあるが、ある意味審判にも華をもたせる存在となった大谷、常人には考えもつかぬトラブルに見舞われるだろうけど、これだけの才能の持ち主、ゆっくり焦らず輝き続けてほしいものだ。