経木仕上げの納豆をいただく
先日の旅行で茨城県産で無い納豆を久々に見た気がした。それは納豆が藁ではなく枌そばにくるまれた栃木産のおにぎり型のやつだ。本格経木仕上げ とある。
この経木=枌(へぎ)と言えばそもそも木の皮を剥ぐ、剥ぎ取った物などの「剥ぎ」から来ているものらしく雑菌防止の観点から杉や桧の皮が使われる。よく昔の時代劇で枌や筍の皮でくるまれたおにぎりを峠の茶屋などで開けるシーンがあるが、この時代にしては随分クラシカルに方向転換だ。
確かに今の時代背景をみれば自然に返らないプラスチック容器のゴミなどは排除されなければならないのは分かるが、そのせいなのだろうか?
それともこちらの方が安価でサステイナブルなのか真相は定かでないが、藁と違い発酵は止まるのかな?なんて様々な憶測を巡らしながら、帰りのSAで茨城県のだるま納豆もこの枌巻きだったのを見て時代になぞってきている事を認識した。
上記のおにぎり巻きみたいな枌は抜き取れば包装紙だけ残る仕組みだ。
なんか笑える、、あと大事な事だが味は小粒でふっくら美味しくいただきました。那須の道の駅で購入しましたがおすすめです。