たっくんの勝手な考察

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ナイトビュー システム が捕らえたのはまさかの・・

そう、あれは今年の8月の下旬だったと記憶する。自分の愛車にはクラウン史上最後とも言えるナイトビューシステムが装備されている。

これは元々米軍の赤外線ナイトセンサーのスコープ技術からその端を発するらしく、安全支援システムとして車用に改良されたものと言い変えても良いだろう。

技術の応用は各メーカーで多少の差はあれど、まず赤外線で動体を感知し、人と認識したら車内ディスプレイに枠で点滅させ、注意喚起する事には変わり無い。

 

ことクラウンにおいてもその実力は市街地の夜に力を発揮する。そもそもナイトビューだけにヘッドライト点灯時から使用できるのだが、クラウンの場合まずは人と思わしき物を形で捕らえる事を優先する。次に対象物を赤外線と大きさ、形状で判断し黄色の枠でディスプレイに三回点滅して伝えるしくみだ。これは時速30キロから約65キロ程の間で作動する仕組みになっていて、夜間などでは次の通りだ。


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上記のようにインパネの下にある切り替えスイッチを押すだけでメインディスプレイがナイトビューシステムに切り替わるので慣れた道ならディスプレイだけで走行できるくらいだ(ただし絶対やってはならないと取説に記載されてます)画面に反応する人らしきものを何人でも同時に捕捉することができるとゆう優れものだ。

ここだけ見るとまるで何年も前の湾岸戦争でみたステルス戦闘機からの空爆シーンに見えるのは自分だけだろうか。


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話は戻るがいつものように帰り道の道中、辺りはナイトビューを作動出来るほど暗くなっている事が多く、自宅のある町内に入ると必ずと言っても良いほどパン屋さんの入り口でセンサーが枠を取る場所がある。

必ずしも百発百中で人を捕らえる訳ではなく人のように反射する標識やミニバンの長いテールランプにも反応することがあるのだが、そのパン屋さんを通過する際には百発百中で同じある場所を捕らえるのだ。

しかしながらそこにはだれも居ないのだ。パン屋さんの生け垣でもなければ看板でもなく、ただ入り口付近の出たところに反応するのだ。

 

今年に入ってからは、その場所を通る時には目を凝らして見るようにしているのだが、やはり捕らえている枠は街路樹でも標識でもなく、そこにある一定の空間にしか見えない。

 

日々それが何であるかは答えの出ないまま半年以上が過ぎたある日・・

突然センサーが捕捉しなくなった。次の日もまたその次の日もあれだけ捕捉していたセンサーはピクリとも反応しなくなった。

 

そうそう、それは今年のお盆が過ぎてからの事だった。もしかしたらそれは成仏できたのかもしれない・・