宝島社の広告、インパクトあります！

「君たちは腹が立たないのか。」

のメッセージを新聞の見開きにブッ混んできた宝島社。これまでも様々なインパクトあるメッセージを掲載すべく考えているのが電通社員と言うことになる。

そうだね、自分はどちらかと言えば腹立って会社のため、皆のために怒りのエネルギーを放ってきた、それは自己顕示ではなくモラルや気風を整えるために「叱る」と言う意味合いでエネルギーに変えていたのだが、その度にパワハラだとか怒りの沸点が低い人だとか、いかにもスマートな言い方に変換されて返ってくる世の中はどこまでも腐っている。

メッセージのくくりには「今年こそ正しく怒ろう日本人」とある。まさにその通りだよ、まるで教科書のようなメッセージは僕らの頃は朝方までバーカウンターで盛り上った正論をそのままプリントしたような汚れ無きもの、叫び続けていたならわかるだろう。

腹が立って正義の刃を投げつけたら相手が理解し気づいて初めて事は良い方向に終息するが、現実は

「正義の刃を投げつけても投げつけられた側から歪んだ別の正義の刃が投げ返される。」

これが現実なのだよ。あーぁ、世も末だけど叫び正しく怒る事を辞めた時、正しくない物が正義になってしまうだろう。