たっくんの勝手な考察

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PCSシステムチェック クラウン

PCS(プリクラッシュセーフティーシステム)の事だがこのシステム搭載車はインパネに突然表示される場合がある。

 

こいつが一旦表示されると画面下にも「販売店で点検を受けてください」との表示がでたり、PCSの黄色いサインが点滅したりで何か緊急の雰囲気を醸し出すが焦ることなかれ。

 

そもそもこのプリクラッシュセーフティーシステム(以後PCSと言う)は車外周囲の安全システムでクラウンやレクサスなどの高級車に付いていて出たからといっても走行に影響はないのだ。とはいっても点灯したからには何とか早く消したいもの。さて、そのいくつかのヒントを書き込んでおきたい。

 

このPCSシステムは追突軽減システムであり、バンパー廻りのコーナーセンサーまたグリル奥の追突防止センサーの事を指し、これらのセンサーが外傷によりどれかが傷が付いたり、その異常を検知した場合に点灯してドライバーに伝えると言うものだ。

 

ぶつけて点くなら一目瞭然であるが、意外に何で点いたのか分からないとき、実はこれが車内のヘッドレストに原因がある場合が多い事を忘れてはならない。

 

自分の当初のプリクラッシュ系書き込みを読んでもらえばその機能を理解いただけると思うが、高級車のPCSはこのためにヘッドレストに通電していて、ココに異常があっでもサインが点灯するようにできている。

 

たまたま自分の車に今回このサインが点灯したので、トヨタに持ち込み原因を検証した結果PCS履歴から運転席のヘッドレストが無くなっている。との検証結果を伝えてきたのだ(笑)

勿論異常なくヘッドレストは付いているし、電動で可動するため自分で抜いたり出来るものでもない。

トヨタさんによれば「ヘッドレストが壊れたので新しく発注するしかないです」とアドバイスしてきた。どうも解せないのでその場で判断はせず帰ることにした。またサインも点いたままだ。

ただ点灯したこの日、思い当たる事がいくつかあり、帰ってから一つずつ検証をしてみたかったのもあったからだ。

 

まずこの日以前書き込んだようなヘッドレストが起き上がる事件が起こった。むち打ちを防ぐため持ち上がりそれはすぐ戻ったが、そこからサインが点灯したままだった記憶がある。

ゆえに後ろのコーナーセンサーに傷があるのかと目視確認をするがそれは無いようだ。

ならば車内のヘッドレスト、付いているのにコンピューターは付いてない、と認識するのだから接触不良という訳か?

そうだ、営業の自分は普段からヘッドレストに市販のハンガーをかましている、これを外してみたらどうだろう。


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ネックから静かにハンガーを外す。

アッ、消えた・・・・

 

無事にコンピューターが見つけたらしい。

やれやれ、さまざまなシステムを搭載した車は長く乗るとディーラーも未経験な事ばかりと言うわけだ。

 

しかしながら高性能車は今後もまだまだ活躍できるし中古で購入した方もさまざまなサインに出くわす事だろう。そんな人に一人でも同じようなケースで問題が解消出来たならうれしい。