たっくんの勝手な考察

ハワイ・車・時計・ワイン・ゴルフ大好きです。

それにしても『どんだけ~』な価格設定

2018年のジュブレーブレスのGMTは、当初メーカーサイドで話題になったのが「ロレックスユーザーの希望を全て盛り込んだ最新モデルがなんと100万を切る!」なんてものだった。


f:id:takumi_ak01:20190908082822j:image

そんなことで自分も発売から足を棒にしてあちらこちらと探し回ったが現物は幻であるかのようにお逢いする事さえなく時間だけが過ぎた。

 

ショップの店員さえも「見たことはありますが直ぐ売れましたよ」とか「外商のお客様にのみ紹介されているらしい」とか当時から未だ噂だけが幽霊話のように飛び交っている。

 

久々にこの手のサイトを開けると現物が販売されているではないか。98万で発売されたコイツは何と195万とな?

それでも売れるロレックス、と言うことなのだろうがもはや嫌悪感さえ覚える。

もはやこの時計は時計好きの腕に収まるというよりもステイタスの鎧を纏った者の腕にしか輝く事はないだろう。またこの現象に引き上げられてか同じアンティークモデルまで異常な価格高騰をまねいている。

 

2018年からロレックス社は中身に置いても本気になった。ヒゲゼンマイにパラクロムを開発し耐磁性や温度変化に影響を受けにくい心臓部やメンテナンス側から見てもシンプルで長期間オーバーホール不要とも言える合理性が刷新されたムーブメントにその価値があるが、そうでないバックナンバーまで同じように高騰するのを見ていると何だか一人の時計マニアとして寂しい気持ちだ。