サッシの クレセント 治してみた(DIY)
サッシのクレセント、いつからか鍵がカスカスになってませんか?
初めは閉めた時、外した時にはカチャカチャと小気味良くしていたのに突然のカスカス、これ中のバネ棒が折れてしまったからです。
早速DIYで治してみよう、まずクレセントを外してみるとポロッとバネのカギ側が欠けているのに気づくだろう、下の写真の矢印の所にバネは通常掛かっていなければならない。しかし経年劣化で折れてしまったのだ。
早速「モノ太郎」やSNSで探してみるも同じものがない。そこで今回のアイデアを紹介しよう。まず正常なクレセントも外してみてどんなバネ形なのかを研究するところから始める。そして何故形状がバネのみでないのか?
そう、カギは本体が薄く出来ているがバネの引っ張り力を強くするために太めの線経(針金の太さ)で作る必要があるためか途中から回転軸にあたらないようにアームになっていることが分かる。単純にバネのみの小ぶりの物に交換しようものならばカギが軸に引っ掛かり回転しないか、ロックや解除の時に小気味良く跳ね返りがない事が考えられる。
でも迷うなかれ。先ずは引きバネの外径と受けのピンにしっかりと掛かるだけの物が把握できたら購入だ。そしたらラジオペンチ2本を使って途中からバネを延ばしてしまいましょう。後はペンチでなるべく同じ形状(バネの残り具合と掛けたときに少し張りを残すのが重要なので長いよりは短い方が出来が良くなる)に作り上げフックを作ったらこんな感じ。
ゆえに市販の一本で2本作れる。そしてこれがしっかり内部で掛かればハイ出来上がり。
今回は「引きバネ」下記の物を代用したわけだが、全く同じ感覚で再現するには線経が0.7あったらベストだったかな?(ちょっとだけ返りが弱い)
とにかく難しくなく費用も200円程で2ヶ所治せるわけです。知ってて損はなし!