たっくんの勝手な考察

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東京電力、お前は国かよ!

今日の読売新聞の一面だ、「東京電力福島第一原子力発電所の高濃度汚水防止のため、津波対策を強化することを決めた」とある。


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それには大義名分、30年以内にまた付近にM8.8以上の地震が起きる確立が7~40%もあり津波を誘発しかねないからだという。(ってかしか無いの?)

 

なんかおかしくないか?そもそも東日本の震災があってからとゆうもの東京電力では有事の際に備えて積み立ててるお金や賠償の準備がなされていると会計報告があったのだが、蓋を開けてみればそのお金を使ってしまい賠償すら自社で賄いきれず税金が投入され、更には頃合いを見計らって電気料金も上げたではないか!

そして今度はまたこんな決定をさも国民のため、とも言わんばかりに決めた。

お前はいつから国レベルだよ!と言いたい。

 

そもそもだ、50%を下回る地震の確立ならもっとそれ以上に高い確立の地域は東海沖をはじめ火山大国日本にはいくらでも存在するし今度東日本震災レベル、いや、火山の噴火被害かもと、日本のどこかで災害が発生した際には今回の工事は間違いなく放り出される事請け合いだ。

 

思えば福島第一原子力発電所は震災の発生直後にアメリカのアドバイス通り特別立ち入り禁止区域に指定してしまえばこんなに加害者の東京電力が国庫金をさも自分の財布のように使うことはなかったし、もっと違う所にお金を使えたはずだ。

先日常磐道から仙台へ貫通した高速道路をはじめて利用したが、この地区は上から見ると田畑は荒廃して沢山の空き家も見てとれる、また放射能で汚染された土嚢が至るところに積み上げてあるのを見ると、被災者には申し訳ないがこの土地を再生しようと努力した意味がわからなくなってくると同時に湯水の如くこの地域にお金が使われてる事を目で見て感じることができる。

 

当時、自分はこの地域からの被災者のため、郡山までボランティアで行ったことも記憶に残るが、今こうなってくると当時残酷な判断に思えたアメリカの判断は意外に間違いではなかったのかな?と感じざるを得ない。

 

常磐道を仙台に向かうと浪江町付近の所々にある線量計の濃度が未だに高い数値を示しているのを確認しているといったい合理的なお金の使い方、国民が納得するお金の使い方ってなんだったのか?と深く考えさせられる。