たっくんの勝手な考察

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チャンギ空港に深夜着くとこうなる その①

今回のシンガポール旅行でまず一番の学びは、成田からシンガポールに深夜到着してからの過ごし方だ。

まずシンガポールと日本の時差は1時間なのだが、現地で朝から遊べる9時以降、もしくは午前中に到着しようと考察する場合、単純に成田を深夜に経つ計算となる。

だがこれは成田空港の発着ルール上、現在の運用時間は午前6時から午後11時まで。午後10時台はA滑走路とB滑走路各10回ずつ、計20回までの便数制限が設定されており、この影響で午後9時台からはさらに離発着に自主規制が行われている。

この事から便利な時間に到着する便は希少であるため航空券が高額か、又は便内で時間調整をしてもらい(上海やアジアの近辺を乗り継ぎ経由)安価で行くか。そして今回の自分が選択した日本を夕方経ち深夜に現地到着する直行便と言った選択肢となる。

シンガポールチャンギ国際空港はT1 T2 T3 とターミナルが3つに分かれており、モノレールが午前2時半まで無料で運航されているため行き来は自由にできるのだが、属に噂されるホテルやラウンジでの時間潰しは空港内のお話。一度外に出て再度戻るなんて特殊なトランジットビザ等を発券しない限り何ともあっけらかんとした空間に投げ出される事になるし、もはやそこには虚無感しかない。

またこの時間帯に無策で到着する事がアラフィフのおっさんにどれだけ過酷かがハッキリと体感できただけでも旅の醍醐味が味わえた言うものだ。


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勿論、無駄な抵抗だが免税店のある内の賑やかさは、外からみると再度戻りたくなりさりげなく突入するも税関に拒否され、空港内でも内と外とはドア一枚で仕切られる。そんな深夜の外は空港内とはいえ無機質な座席だけがそこかしこに用意されている。結果ここで朝を迎えるは不可能、また横になって寝る事さえできないのだ。

このガッカリ感を妻に悟られないようギリギリのテンションを維持しつつ、広い各ターミナルにある飲食店を探索し楽しんでますよ感を絞り出す。ヘトヘトになりながらありついたターミナルの深夜食堂には心も体も癒される。


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そんな訳でシンガポールに到着してから現地時間は深夜3時を回ったところだが、これからホテルのチェックイン15時までの12時間をどう過ごそうか? 何も考えて無かった事が到着してからあらためて事件なのだと理解し、どうせなのでこの困難をちとシリーズ化してみる事にした。