ゆとり車間距離「0102運動」実施中
車内のFMラジオから得た埼玉県の交通安全運動の話だ。
そもそも車間距離なんてのは教習所で仮免に入った時点であたりまえのように教えられてるが今さら車間距離が確保されているかどうかなんて一般ドライバーに再確認が必要だろうか?
午後から車内のFM NACK5に周波数を合わせていて数日間そんな疑問を感じていたが実はこの運動、昨今の煽り運転から派生したものであることが今日ゴゴモンズのパーソナリティーがアナウンスしたことで理解した。
「煽り運転はやめましょう、車間距離を確保しよう・・・」
確かに最近、道路交通法で煽り運転による重大な事故は一発免停になることが決まった。ゆえに今では事故原因が「煽り運転致死傷」などといった正式名称で務所入りすることもあり得ると言うことであり、この背景にはドライブレコーダーの設置車が多くなった事に起因するものだろう。
従来交通違反は警察官が現行犯でおさえるか、オービスなどの設置式によるビデオによる証拠に限られていたが、新たに通報でも一発免停になる可能性があると言うオーディエンスからでも交通違反を立証できるという新しい時代に入ったと言 える。
個人的にはこの事案を立証するにはまだまだ難しいとは思うが、明らかにこれを国が時代の流れに取り込むと言うのなら分かりやすく車内からのゴミを捨てるやからや不法投棄の現場などもこれで取り締まる事にすればまだまだこのジャンルに伸びしろはある。
「煽り運転」昨今ドライブレコーダーのVTRでまさにDQNな輩が逮捕されるシーンだけが取り上げられオーディエンスは「煽る輩が悪!」と定義付けられようとしているが個人的にそこは疑問符だ。
実際に路上で起こっている本当の原因はDQNの煽りこそ除けば多くの事由が「煽られる側」のモラル無き怠慢運転にある事を忘れてはならない。
下は現在の日本に於いて交通事故原因TOP10のベスト3だ。
1位 漫然運転(おしゃべり・居眠り等)
2位 脇見運転(注意力散漫・スマホ等)
3位 運転操作不適(運転ミス)
以下は下記の通りだ
とドライバーは大きな責任を負って公共の路上に走る凶器を送り出すにもかかわらず身勝手な怠慢ドライバーが多く上記が原因で事故に至るケースがいかに多いかと言う事を証明するものだ。「ありえない割り込み」「方向指示無しの車線変更」「高速道路では追い越し車線での超低速走行」なども事故後の調書にまとめると上記の言い方に集約されるのであろう。
こうした進行を妨げるドライバーを目の前に「煽らない」「クラクションを鳴らさない」「注意しない」とあなたは言い切る事ができるだろうか・・・注意喚起する側が逆に訴えられるケースがあることも否めない時代に入ると言うことを意味するのだ。